| 電線・ケーブルといえば、電気を導きエネルギーや音、情報を伝えるもので、従来、電気を導く金属線を総称してきましたが、いまでは、ガラスファイバーを用い大量で複雑な情報を伝達する光ファイバーケーブルも、電線・ケーブルの範疇に加わっています。電気を使用するところには必ず電線が使われており、日常生活や国の産業・経済に欠くことの出来ない基礎資材であります。 |
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| ところが、電気があまりにも身近に利用されている為、わたしたちは、電線の存在・恩恵は忘れがちです。個人の家庭に目をむけますと、テレビ、エアコン、冷蔵庫、照明器具等、電気用品は枚挙にいとまがなく活用されています。最近はオール電化ハウスも登場し、電気と生活は密接不可分になりました。また、パソコン、電話機にも電線が使われており、地球上の全体にわたる通信網のおかげで、お茶の間にいながら世界中どこの誰とでも情報の交換ができる時代になりました。 |
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| 家から外へ出ますと、例えば公共交通機関の鉄道では、各駅間の連絡、列車座席の予約、構内放送、列車無線、新幹線の公衆電話、ATS等鉄道通信等に各種のケーブルが使用されています。航空機、船舶、自動車などの交通網でも同じく各種高品質の電線が用いられており、快適な移動手段の基礎を担っております。また、劇場、ホテルなど建物内にも多くの電線が使われております。防災の観点から消防関係の設備には耐火・耐熱電線の使用義務があり、それらは、難燃性、有毒ガスの発生が少ないこと、発煙量が少ないことなどの高い安全性が要求されております。 産業界に目を転じますと、電力、通信、電気機械、鉄鋼、自動車、建設などあらゆる分野で多くの電線を必要としています。特に重電機メーカー、電子・通信機界メーカー、家電メーカー、第1種及び第2種電気通信事業者、電力会社、各鉄道会社で50%近い量が消費されます。 最近では、どんどん、私達の身近に情報化の波が押し寄せております。オフィスビルはインテリジェント化が進み、高度な情報処理、通信機能を備え、LANへの対応可能な体制が整えられています。一般
家庭ではインターネットを利用したモバイルショッピングの実現や、地域社会ではCATV網を情報インフラとして活用しその特性に応じた情報化を推進する実験も始まっています。 |
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| 電線に求められるニーズには、以前から、高信頼性、省力化、省エネ化、快適な住生活と情報化がありますが、最近では、地球環境問題が唱えられ、建設省は98年11月に官庁施設向けに、環境配慮型電線を全面採用する方針を決め各地方建設局に通知しました。各社とも環境にやさしい「エコケーブル」の開発と普及がすすめられています。 |
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| 快適な現代社会・経済は電力に支えられ、情報で成り立っております。その電力を運び、情報を伝える使命を帯びた電線とケーブルは今後とも私達の社会を支え続けていきます。 |